クロームパーツの使用を控えて暗闇のようなマットブラック塗装を取り入れたV7 III Stoneは、これまでのモデルよりも力強く、より個性的なルックスとなりました。
パッセンジャー用のグラブストラップを装備したシート、V7 III Stone専用デザインともマッチ。典型的な70年代の色合いからインスパイアされた、魅力的なサテン仕上げタンクカラーが用意されています。全身におよぶ「ダークマット」の外観はV7 IIIの特徴であり、他のバージョンからはっきりと区別されています。V7 III Stoneは、バリエーションの中でも特にカスタム心をくすぐるシンプルな仕上がりとなっています。またフロントフェンダーは、このモデルの本質的なルックスを強調するためにショートタイプとなっています。
モトグッツィのモデルにおけるベーシックラインであるV7シリーズが、第三世代のV7Ⅲにチェンジされたのは2017年モデルから。折しもV7誕生(1967年)からちょうど50年目にあたっていた。縦置きVツインエンジンというモトグッツィの伝統のスタイルはV7Ⅲでも変わることなかったが、2010年代の新型モデルらしく、ABSとトラクションコントロールを備えていた。このトラクションコントロールは調整式で、路面がウェットなのかドライなのかで切り替えることが可能。無効にすることもできた。V7Ⅲストーンは、ダーク&ブラックのイメージを持たせたV7Ⅲのベーシックモデル。2019年モデルでは外装のロゴマークなどに小変更を受けた。