短期契約の自動車保険について

この時期は短期的に自動車保険に加入を希望される方が増えます。

夏休みの期間中だけとか、旅行の間(1~3日程度)だけとかです。

要するに短期間の旅行の間、友人や知人などからクルマを借りるが、その期間だけ借りるクルマに自動車保険をつけたいというものです。

ちなみにレンタカーの場合には、一般的に自動車保険はつけられていますが、補償が少ないケースもありいくらか借りる人が保険料を負担して補償を増やすこともできます。

知り合いからクルマを借りる場合では、ほとんどのケースでクルマの所有者が自動車保険に加入していると思いますので、その前提で考えてみたいと思います。では具体的にどんな方法があるのでしょうか?

【クルマの所有者の自動車保険を使わせてもらう】
最も現実的な方法です。但し自動車保険に借主が運転することができない制限があるときは注意が必要です(年令条件や家族限定・夫婦限定・本人限定などの特約)。

この場合、一時的に条件を変えてもらい差額の保険料を負担するのがいいでしょうが、クルマの所有者がいちいち処理が面倒だとか事故があったとき翌年の保険料が高くなり、知り合いに悪いというように感じることもあると思います。

【ドライバー保険に加入する】
クルマを持っていない人が他人のクルマを運転する場合の保険です。車両保険はありませんので、頭に入れておきましょう。

【借主が自動車保険に加入していれば、他車運転危険担保特約を利用する】
例えばクルマは持っているが、軽自動車なので長距離ドライブがキツイとか狭いので知り合いの大きいクルマを借りるということもあると思います。

自分の自動車保険契約があれば一般的にこうした特約はついていますので、これを利用しましょう。自動車保険に加入している人であればこれで対応可能です。出かける前に契約内容を確認しておきましょう。

(AllAboutより引用)